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2012年8月の1件の記事

2012年8月26日 (日)

働き方の未来を考えるフューチャーセッション

さきほど、「働き方の未来を考えるフューチャーセッション」を青山ブックセンター本店で開催してきました。

まだ興奮覚めやらない感じです。80席用意した椅子がすべて埋まり、ペアインタビュー、4人での対話が始まると、もうマイクを使っても声が届かないような盛り上がりっぷりでした。青山ブックセンターさんも、たいていのセミナーは講師が一方的に話し、参加者は黙って聞いて帰ることが多いので、とっても新鮮だったとおっしゃっていました。フューチャーセッションで表面に浮かび上がってくる、日本人の潜在的パワー(一緒に話したい、変えたい、行動したい)があれば、何でも変えられるのではないか、と思います。

今回のテーマは、『ワーク・シフト 仕事の未来図〈2025〉』(プレジデント社)を読んだうえで、「私たち自身の働き方の未来を考える」ということでした。

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ワークシフトの著者がもっとも伝えたかったことは、「未来は、現在の延長線上にはない」ということだと思います。世界的な働き方の変化にまつわるトレンドを理解することは重要ですが、トレンドに振り回されるのではなく、「未来を選ぶのは、自らの意志である」ということを深く理解することが大切だと語っています。

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ワークシフトでも使われている、「シナリオプランニング」という方法論では、複数の未来シナリオが示されますが、そこからどれかひとつを選ぶのではなく、これら複数のシナリオすべてが起こり得ると考えるところが肝です。それらすべてに備えるには何に取り組めば良いのか、ということを考えるきっかけにするのです。

登壇ゲストにお招きしたのが、日本仕事百貨の中村健太さん。「生きるように働く人」の求人サイト「東京仕事百貨(現 日本仕事百貨)」を運営しています。最初の彼のトークで出た、「生きるように働く」は会全体の大きな方向性を生み出しました。中村さん、考え方も、話し方も、とっても素敵でした。

フューチャーセッションと「ワークシフト」は、多くの接点があります。ひとつは、フューチャーセッション自体が、未来シナリオを生み出す場であること。フューチャーセッションのアウトプット自体が、「ワークシフト」のような世界観を描くことになります。そしてもうひとつが、フューチャーセッションは、人とつながって変化を起こす場であるということです。「ワークシフト」の世界観をそのまま実践できる場こそ、フューチャーセッションであるという意味になります。

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たった2時間の短い時間でしたが、フューチャーセッションの原則(「フューチャーセンターをつくろう」より)を守り、ゆったりとした場をつくりあげることができました。

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今回のフューチャーセッションのアウトプットは、「解決策のアイデア」ではなく、「問い」にすることをこだわりました。なぜなら、「問い」には、異なる立場の人が一緒に考え、行動することを促すチカラがあるからです。

「私たちの働き方の未来」を実現するために考えねばならない、「大切な問い」は何か?

このテーマで80人以上の参加者が、それぞれ4人チームになって生み出した「問い」をご堪能ください。

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何かに依存しすぎず、自分のビジョンをもってまわりから尊敬され、尊敬し合えるには?
続けたいのか、始めたいのか?
人はなぜ、走り続けるのか?
会社と個人、個人と個人の間の取り方をどのようにしていくのか?
会社や組織の中で、隣の席の人とどうしたら楽しいを共感できるか?
自律的に自由な発想を創り出せる場所を、どうやったら創り出せるか?
「自分」が決めた枠をいかにとっぱらえるか?
社会はもう不安定だ。その中で、新しいことや好きな仕事に挑戦しつづけていくには?
東京、首都圏に情報や仕事が集中しているのではないか?
どうすれば、第二第三の自分の名刺が持てるか?
みんなで楽しく自分らしく、豊かに生きて行くにはどうしたらいいか?
自分のやりたい仕事をつくるために必要な、新しい価値観の見つけ方は?
みんなそれぞれなりたい自分があるが、それぞれ違う目的に近づくために、いかに周囲との絆を強くして行けるか?
直感に従って、ワクワク生きて行ける人を増やす、社会的仕組みは何か?
パラダイムシフトが大事。週休二日から週休五日にシフトするには?
障害を持っていても、未経験者でも、誰もが生き生きと働ける社会を実現するには?
今本当にやりたいことをしている?
自分の魅力と仕事の魅力を見出して、つなげるにはどうしたらいいか?
どのようにしたら、閉ざされた世界から個人が飛び出し、新しい枠組みで活躍できる世界がつくれるか?
多様な働き方を実現できる社会をつくるにはどうしたらいいのか?
自分が大切にしたい軸を見つけるには、どうしたらいいか?

さぁ、あなた自身に向けて発し続けたい「問い」は、見つかったでしょうか。もしひとつでも共感できる問いがありましたら、「働き方の未来を考えるフューチャーセッション」のFacebookグループにご参加ください。

このテーマでこれからもセッションを続けて行きますので、よろしくお願いします。

野村恭彦

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