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2009年3月21日 (土)

事務局力の実践(4): 社内の問題を社外の知で解く

社内の問題を社内で解決するのは、ことのほか難しい。部門間の立場の違いがあったり、正しいことを言っても「この若造が」と思われることもある。とにかく、社内の人の言うことは聞かない、という人は殊のほか多い

そこで活用したいのが、社外の知だ。コンサルタントを雇ったり、アライアンスを組んだりといった大げさなものでなくとも、社外の知をもっと手軽に活用することはできる事務局力の七つ道具の六番目、「あこがれベンチマーキング」で他社で同じ仕事をしている人を見つけよう。いきなりアクセスするのが難しければ、まずは自分のケアリストを眺める。その人の部門は関係ない。その人に適切な部門を紹介してもらえばいいのだ。

たとえば、あなたがCSR部(企業の社会的責任)に配属になったとしよう。うちの会社のCSRは中途半端だ、もっと社会価値を起点に企業活動を組みなおすべきだと主張しても、「わかっちゃいないね、しろうと君は」と言われるのが関の山だ。そういう時こそ、知り合いのつてを手繰って、他社の志高いCSR部を紹介してもらうのだ。そして企業間での、CSR部同士の交流の場を持とう。他社の人の言葉には、必ずや皆、耳を傾けるはずだ。

そこで注意しておきたいのは、こういうときに「ほら私が前から言っている通りでしょ」、という態度はご法度だ。自分も今気付きました、という感じでほほぅ、と言っていたほうがいい。交流の場を終えた翌日に、もし先輩が「やっぱりCSR部はああじゃなくちゃね。みんなも見習えよ」とか言っていたら、大成功だ。「だから私が、、、」とか言ってはならない。事務局力は、表に出ないところが美しいのだ。

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