福島正伸さんの「リーダーになる人のたった一つの習慣」が示すもの
サラサラ・ワールドカフェに、株式会社アントレプレナーセンターの方が参加されて、お土産に同社代表の福島正伸さんの「リーダーになる人のたった一つの習慣」をいただいた。
サラサラ・ワールドカフェを22時近くまで楽しみ、家に着いたのが23時を過ぎていたはずだ。話し疲れていて、帰宅後に遅い夕飯を食べて、お風呂に入るときは、もう今にも寝てしまいそうな感じであった。
しかしその直後、驚くことが起きた。
帰りの電車で読み始めたこの本を、風呂に入る前にちょっと読んでいたら、なんだか先が気になって、風呂から上がって、髪の毛を乾かすのも忘れて完読してしまったのだった。とにかく、よくできている。
三人の経営者の卵が登場し、三人三様のアプローチで、異なる店舗の経営立て直しに挑む。一人は戦略的に、一人は創造的文化を作ろうと、もう一人は奉仕の気持ちを持って。まったく違うアプローチなのだが、その成功の秘訣は同じである、というのが「たった一つの習慣」のポイントなのだが、腑に落ち方が半端ではない。
私は、この二人目の創造的文化を作るアプローチをするだろうなぁと思って読んでいった。そうしたら、見事に私自身が陥りそうなところで、この登場人物も壁にぶち当たって、あきらめそうになる。そこで示される助言が、まさに自分にとって、目から鱗。その通りだよ!と叫ぶほどに、言い当てられた感じだ。
チームを率いる立場にある人、プロジェクトをリードする立場にある人、事務局を務める人、組織のトップに立つ人。こういった立場の人であれば、誰もがこの本を読んでから、明日を迎える価値があるだろう。
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